白内障とは
- 目の中のレンズ(水晶体)が主に加齢によって濁る状態が白内障です。
水晶体が濁ると、光がうまく通過できなくなったり、光が乱反射して網膜に鮮明な像が結べなくなり、視力が低下します。
症状
- 特に以下のような目の症状が出た場合、早めの受診をお勧め致します。
- ・かすんで見える
・明るいところにでると、まぶしく見にくい
・ぼやけて二重、三重に見える など
白内障の治療
- 日常生活に支障がない程度でしたら、経過を観察します。
白内障が進行して不自由を感じるようになれば、手術を行います。
白内障以外の病気がある場合は、全身状態の確認を行いながら手術の時期を決めます。
日常生活に支障がない程度であれば点眼薬により、白内障の進行を遅らせます。
但しこれらの薬剤は、水晶体が濁るスピードを遅くするもので、症状を改善したり、視力を回復させることはできません。
白内障手術が必要な場合、高度医療機関へ紹介させていただきます。
患者様の希望(場所、日帰りor入院など)と目・体の状態を考慮して患者様と相談の上紹介先を決めています。
主な紹介先
・東京逓信病院
・日本医科大学付属病院 など
- 白内障の診察(術前、術後を含む)、白内障手術の相談は安心して当院にお任せ下さい。
診療時間・アクセス
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※木曜・土曜 午後、日曜、祝日 休診
よくある質問・お問い合わせ
- よくある質問
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緑内障とはどのような病気ですか?またどのような症状がありますか?
白内障と同じく、緑内障という病気の名前もよく聞かれると思います。
緑内障の原因には眼圧が関係していることが分かっております。
初期の内は、全く自覚症状はありませんが、放置しますと徐々に視神経が傷んできます。
視神経が痛んできますと視野が欠けていきますが、自覚症状を感じない方も多くおられます。
緑内障で見えなくなってしまうと残念ながら手術でも治りません。
このため緑内障は非常に怖い病気といえます。
手遅れにならないうちに発見するためには、定期的に眼科検診を受ける必要があります。
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白内障とはどのような病気ですか?
白内障とは、ピントを合わせるためのレンズの役割を持つ水晶体が濁って、視力が低下したり、視界がかすむ、光のまぶしさが増すといった症状が出る加齢に伴う病気です。
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糖尿病や高血圧に伴う網膜症とは具体的にどのような病気ですか?
糖尿病になりますと、血液中の糖分(血糖)が多くなり血糖値が高くなります。その状態が続くと血管に多くの負担がかかり、全身の細い血管に障害が起こります。また、高血圧症の方では、動脈硬化によって網膜の血管にまで影響を及ぼします。
網膜には、目に酸素を運ぶための細い血管が多数走っており、網膜にさまざまな障害が起こるのです。
糖尿病や高血圧のかたは定期的な眼底検査をお勧めします。
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子供の弱視の原因は何ですか?またどのような治療法がありますか?
弱視は主に強度の遠視、乱視、斜視、先天性白内障といった目の異常のせいで、乳幼児期に物がはっきり見えない状態にあったため視力が発達しなかったことが原因です。
治療法は、眼鏡をかけて網膜にピントを合わせ、矯正視力(眼鏡をかけた時の視力のこと)を発達させたり、手術で斜視を治した後、訓練で改善を図ったり致します。
尚、治療が遅れると改善しにくくなるため、早期の発見が大切です。
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早く受診したほうがいい状態は?
視力が低下した時・視野がおかしくなったと感じた時は、なるべく早く受診してください。
飛蚊症(黒い点が飛んで見える)が急に出てきたり、増えたりしたときも注意が必要です。
また、まぶたの腫れや、目やにが急に増えたときも、早めの処置が早く治すコツです。
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