加齢黄班変性症とは
- この病気は加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、見ようとするところが見えにくくなる病気です。
高齢化と生活環境の変化により近年著しく増加しています。
黄班とは
- 黄斑とは網膜の中心にある直径1.5 mm~2 mm程度の小さな部分の名称で、黄斑の中心は中心窩と呼ばれ、視力が一番出るところです。
黄斑にはキサントフィルという色素が豊富にあるために黄色をしています。
黄斑は大変小さな部分ですが、黄斑が障害されるとそれ以外に網膜に異常がなくても視力が著しく低下する事があります。
こんな症状が出たら・・・
- 特に以下のような目の症状が出た場合、早めの受診をお勧め致します。
- ・ものがゆがんで見える
・見ているものの中心が欠けて見えない
・視力低下 など
加齢黄班変性症の検査
診療時間・アクセス
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※木曜・土曜 午後、日曜、祝日 休診
よくある質問・お問い合わせ
- よくある質問
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緑内障とはどのような病気ですか?またどのような症状がありますか?
白内障と同じく、緑内障という病気の名前もよく聞かれると思います。
緑内障の原因には眼圧が関係していることが分かっております。
初期の内は、全く自覚症状はありませんが、放置しますと徐々に視神経が傷んできます。
視神経が痛んできますと視野が欠けていきますが、自覚症状を感じない方も多くおられます。
緑内障で見えなくなってしまうと残念ながら手術でも治りません。
このため緑内障は非常に怖い病気といえます。
手遅れにならないうちに発見するためには、定期的に眼科検診を受ける必要があります。
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白内障とはどのような病気ですか?
白内障とは、ピントを合わせるためのレンズの役割を持つ水晶体が濁って、視力が低下したり、視界がかすむ、光のまぶしさが増すといった症状が出る加齢に伴う病気です。
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糖尿病や高血圧に伴う網膜症とは具体的にどのような病気ですか?
糖尿病になりますと、血液中の糖分(血糖)が多くなり血糖値が高くなります。その状態が続くと血管に多くの負担がかかり、全身の細い血管に障害が起こります。また、高血圧症の方では、動脈硬化によって網膜の血管にまで影響を及ぼします。
網膜には、目に酸素を運ぶための細い血管が多数走っており、網膜にさまざまな障害が起こるのです。
糖尿病や高血圧のかたは定期的な眼底検査をお勧めします。
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子供の弱視の原因は何ですか?またどのような治療法がありますか?
弱視は主に強度の遠視、乱視、斜視、先天性白内障といった目の異常のせいで、乳幼児期に物がはっきり見えない状態にあったため視力が発達しなかったことが原因です。
治療法は、眼鏡をかけて網膜にピントを合わせ、矯正視力(眼鏡をかけた時の視力のこと)を発達させたり、手術で斜視を治した後、訓練で改善を図ったり致します。
尚、治療が遅れると改善しにくくなるため、早期の発見が大切です。
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早く受診したほうがいい状態は?
視力が低下した時・視野がおかしくなったと感じた時は、なるべく早く受診してください。
飛蚊症(黒い点が飛んで見える)が急に出てきたり、増えたりしたときも注意が必要です。
また、まぶたの腫れや、目やにが急に増えたときも、早めの処置が早く治すコツです。
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